キッチン 収納 油

ふだんの料理に欠かせない油は、サラダ油、オリーブオイル、ごま油など、いろいろな種類がありますね。

調理に便利だからといってガス台のすぐ横に置きっぱなし、なんてついついやってしまいがちです。

でも油は一度開封すると空気に触れて酸化し、熱などを加えられることによって品質がどんどん悪くなっていきます。

ムダに油の劣化を進めないためにどこに収納するのがよいか、また開封後どれくらいもつのかまとめました。

油の酸化を防ぐためにしっかりフタをして、冷蔵庫に収納してしまうのがベストです。

ただし、1,500ｇの大型ボトルに入った油は容器が大きくて冷蔵庫に収納しきれない場合もありますから、そんなときは無理する必要はありません。

高温にならず光が差し込まないのであればガス台下の収納などを使っても大丈夫です。

なお、一度開けたら1～2か月程度で使い切りましょう。

オリーブオイルは冷蔵庫ではなく常温で保存しましょう。

オリーブオイルは10度以下の低温でも固まります。

常温環境に戻せば溶けてもとに戻りますがまた冷蔵庫に保管して固まり、出して溶かす…ということを繰り返すと品質が劣化し風味が飛んでしまいます。

他の油に比べてオリーブオイルは加熱・精製過程を経ていないため酸化しにくい利点がありますが、そうは言っても過酷な環境に置きっぱなしではダメです。

日光やキッチンの蛍光灯の光が酸化を進めるので、涼しくて暗い収納棚に入れて3か月程度で使い切ります。

また、保存容器はガラス瓶を使う場合が見られますが、光が油にとってよくないことから透過性のあるガラスはあまり望ましくありません。

通気性がよいコルク栓の瓶も、品質劣化を防ぐためにもやめましょう。

光を通さない陶器の入れ物があればベストです。

オリーブオイル同様に酸化が進みにくい油ですが、まったく酸化しないわけではないので、上記の油と同じく火元近くではなく冷暗所に入れておきましょう。

4度程度の低温で白く固まるので冷蔵庫での保存はおすすめしません。

開封後は1～2か月程度で使い切ります。

いやなにおいがしたら賞味期限内であってもすぐ処分します。

これら油は、キッチンペーパーを敷いたプラスチック製のボックスに入れておけば、もれた油で周りをベタベタに汚すことがありません。

プラスチック製ならボックス自身の掃除も簡単です。

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