明暗を分ける！一戸建ての中古住宅を購入時に知っておきたいこと
一戸建ての中古住宅を購入するなら、購入前のチェックをして購入後の出費に備えよ！
せっかく購入した一戸建て中古住宅で泣かないためのアドバイスを紹介するニャ。
マンションが普及してきたとはいえ、やはり魅力的な一戸建て。
犬と遊べるお庭に、物音を気にしなくてよい立地、子供をのびのび育てられる環境。
ライフスタイルに合わせて、リフォームしながら長く付き合えるイメージもあります。
それらが比較的安く手に入るのが、中古住宅一戸建てのメリットです。
でも、お庭に近隣に家丸ごと・・・購入前に気になる点も、その分ありますよね。
いや、気にしておかなくては、せっかく手に入れた住まいを引っ越さなくてはならないかもしれません。
気になる中古住宅を見つけたら、まずは自分でできるチェックをしてみましょう。
やっていただきたいのは、何度も近所に足を運んでみて様子を観察してみることです。
近隣トラブルはなさそうですか？
前の住人や近所の人に話が聞けるならば、聞いてみてもいいですね。
朝、昼、晩、雨の日の周囲の様子はどうですか？
駅と繁華街の途中にあり、夜になると遅くまで酔っ払いがウロウロなんてこともあるかもしれません。
また、雨が降った時の水の流れもチェックしておきたいところです。
自分で見れるチェックには限界があります。
いくら中古住宅といっても購入するには高額の買い物ですから、多少のお金を払ってもプロに見てもらう価値はあります。
インターネットで検索すると、購入前の一戸建ての住宅診断を行ってくれる業者はすぐに見つかりますから、実績のあるところに頼みましょう。
価格は5～20万円程度です。
屋根裏診断などオプションをつけるほど高くなります。
何度か足を運んで、ここぞという中古住宅が見つかったら、ぜひ業者に見てもらってください。
リフォームも扱っている業者であれば、希望のリフォームが今後可能かどうか、いくらくらいでできるのかも合わせて見てもらうといいですね。
新築であれば、購入後の不具合は売主に責任を問えます。
また、中古住宅でもマンションであれば、不具合対応への出費は10万を超えることはなかなかありません。
マンション共有部の問題は、月々の修繕積立金から出してくれます。
一戸建ての魅力のひとつと考えられるている、「修繕積立金を払わなくてよい」という落とし穴がここにあります。
中古住宅の一戸建ての場合、月々の修繕積立金は払わなくてよいのですが、もし住宅に不具合が発生した場合、大金が必要になるのです。
特に、中古住宅は設備も経年劣化していますから、ある日突然故障というのもよく聞く話です。
いきなり水回りに問題が起きて、修理に数十万必要になるかもしれません。
一戸建ての中古住宅にトラブルはつきものですから、余裕を持った資金繰りの計画を立てることが大切です。
読者から頂いた感想
どうしても一戸建て住宅に住みたいという憧れがあります。（30代 主婦）
マイホームが早く欲しいなと思っている、主婦です。
わたしはやっぱり、一戸建ての家に住みたいと思っているんです。
自分も、一戸建てで育ったこともありますし、学生時代に一人暮らしでアパート暮らしをしてみて、階下や隣りの物音が気になって気を遣うことがあったので、夢のマイホームは一戸建てがいいなと思っています。
主人は、あまりこだわりがないらしく、
「いい物件があるのなら、マンションでも別にいい」という考えでいます。
中古住宅に対しては、あまりいいイメージがないみたいで、
「安いのは、何かしら欠陥があるからだろう」と、乗り気ではないようです。
もちろん、新築の一戸建てに住めれば言うことはありませんが、物件によっては中古の一戸建てでも十分に素敵な家はあるはずです。
今回、教えていただいたみたいに、気に入った物件が見つかったら何度も足を運んでリサーチして、事前に住宅診断をしてもらって、慎重に選ぶようにしたいと思います。
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