厄除け 寺 東京

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「厄」とは、外部からふりかかるトラブルだけとは限りません。

 

それはあなたの内側にあるのかもしれませんよ。

 

厄年もHAPPYに過ごせるように、まずは内なる厄と向き合えるような静かな時間を持つことが大切です。

 

日本の中枢ということで、東京には数えきれないほどのパワースポットがありますが、「厄除け」といえば足立区の西新井大師が有名ですよね。（東武大師線大師前駅から徒歩5分）

 

正式には五智山遍照院總持寺といい、真言宗のお寺です。

 

その昔、真言宗の開祖である空海（弘法大師）がこの地を巡り歩いていた時、村人たちはたちの悪い疫病に悩まされていたのだとか。

 

そこで空海は、彼らを救おうとして21日間にわたってゴマ祈願を行ったそうなんです。

 

すると井戸に清らかな水が湧き、あっという間に病気の流行が治まった･･･というのが、このお寺の始まりなのだと伝えられています。

 

つまり、悪しき「厄」を取り払って村人たちに平和をもたらしてくれたということですね。

 

ゆえに、今でも東京を代表する厄除けパワースポットとして人気を集めているというわけ。

 

厄除けの祈願を受けるために予約は必要ありませんが、日によって時間が決まっていますので事前に公式サイトで確認してから出かけるとスムーズですよ！

 

さて、お次は日蓮宗を代表する厄除け寺をピックアップしてみましょう。

 

日蓮宗の開祖である日蓮大聖人は、1261年に鎌倉幕府によって島流しの刑に遭っているのですが、弟子であった日朗上人の祈りが通じて3年後に無事にお戻りになりました。

 

日朗上人は、日蓮が流された沖の方角から流れてきた光り輝く不思議な霊木に日蓮大聖人の姿を彫刻して、昼夜を問わず日蓮の無事を祈願していたのだとか。

 

日蓮が無事に戻ってきた後、その守護への感謝を込めて霊木に魂を込めたのだそうです。

 

そのありがたいご尊像が祀られているのが、東京都杉並区の「堀之内　妙法寺」（JR中央線　高円寺駅から2km）。

 

当時の日蓮大聖人が厄年（数えで42歳）だったことから、「厄除け日蓮大菩薩」として信仰を集めるようになったそうです。

 

あたり前のことですが偉大な方にも「厄年」はあり、その波は避けられないほどの力を持っているのだ･･･と、「厄」の恐ろしさを痛感させられるエピソードですね。

 

今の時代に「島流し」なんてことはないでしょうが、辺鄙な営業所に左遷･･･なんてケースは普通にありそうですからね。

 

どんなに優秀な方でも、パワハラやセクハラの濡れ衣を着せられて出世コースから転落する可能性はゼロではありません。

 

厄年は何が起こるかわかりませんから、厄除けは受けておくに越したことはありませんね。

 

妙法寺の厄除けについては、予約や時間指定はできません。

 

随時受け付けていますので、当日、祖師堂へ申し込みを！

 

「戦国武将が尊び崇めていたお寺」と聞くと、「なんか特別なご利益がありそう！」と思うのは私だけでしょうか？

 

命をかけて戦っていた彼らにも、迷いや不安、生への執着はきっとあったはず。

 

その、人間として当たり前の弱さをさらけ出せる唯一の場所、それが神や仏の前だったのではないでしょうか。

 

戦国武将が信仰を寄せていたお寺というのは、それだけ懐の深い霊力が感じられるパワースポットということになりましょうか。

 

東京都日野市の高幡不動尊金剛寺は、まさにそんなお寺。

 

平安初期に、清和天皇の命令によって建立され、不動明王を安置したのが始まりと伝えられています。

 

不動明王とは、「戦いの守護神」とも言われる仏像。

 

恐ろしい顔をしていますので、目の前に立つと一瞬ひるんでしまいますが、あらゆる迷いや煩悩を断ち切るように導いてくれる情の深い仏様です。

 

厄除けとは、ある意味では自分の中の弱さに打ち勝つこと。

 

戦国武将もここで迷いを断ち切っていたということですよね。

 

自分の中のネガティブなものを祓いたい！超えていきたい！という方は、ぜひこちらの厄除け寺へ足を運んでみてください。（厄除け護摩修行のタイムスケジュールは公式サイトでご確認くださいね！）

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