厄除け 31歳

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最近の30代女性は、なんだか楽しそう！

 

昔と違って「30歳になっちゃった･･･」という悲壮感はほとんどありません。

 

ですが、“厄”の波が押し寄せる年齢であることに違いはありませんので、しかるべき心の準備を！

 

 

「厄年は33歳だから、まだ2年も猶予があるじゃん！」

 

と、呑気に構えている31歳の女性のみなさん。

 

最近、「ツイてないな」と感じることが多かったりしませんか？

 

残念なお知らせですが、今年が31歳のみなさんはすでに「前厄」に入っていますよ･･･。

 

厄年の数え方は、一般的な年齢の数え方とは1年のズレがあります。

 

いわゆる「数え年」で計算しますので、生まれた年を「1歳」とカウント。

 

新しい年が明けるタイミングでまた1つ歳をとっていくという数え方をします。

 

つまり、今年で31歳になるというみなさんは、お正月の時点で「数え年で32歳」になっていますので、前厄の年齢なんです。

 

33歳の本厄の前に厄除けを･･･とお考えの方は、今年のうちに行っておいたほうが良いですね！

 

ただ、厄除けの祈願を受ける時期に関しては、地域ごとに風習があったり、神社やお寺によっても考え方が違うので「○○までに済ませるべし！」という正解がありません。

 

私はずっと、「厄除けは前厄に入ってから行くもの」と思っていましたが、友人の地元では「厄年に入る前の年の12月31日までに行く」というしきたりがあるとか。

 

また別の知り合いは、「厄年に入ってから、節分までの間に行く」と言っていましたし、「立春が過ぎてから行くべきだ」と主張する人もいます。

 

ちなみに私の地元では、前厄の年に入った夏（つまり31歳の夏）に中学の同窓会があり、そこでみんな一緒に神社の厄払いを受けるというのが習わしになっていますよ。

 

男性の場合は40歳の夏に同じようなイベントが開催されます。

 

「みんな一緒なんだから、厄年なんて怖くないよ！」

 

「厄なんて、みんなでわいわい楽しく飲んで遠くにかっ飛ばしちゃおうよ！」

 

ちょっと乱暴かもしれませんがそんな解釈もできるわけで･･･。

 

私はこの風習が結構、気に入っています。

 

みなさんの地域にも、なにかしら厄除けに関する風習があると思いますので、わからない方は年長者に聞いてみましょう！

 

私が31歳の時は、まず、誕生日に祖母が亡くなりました。

 

幼い頃は、親以上に祖母と一緒にいる時間が長かったので、私にとっては育ての親を亡くすようなもの。

 

あまりにもあっけない最期でしたし、しばらくはその死を受け入れることができずふさぎ込みました。

 

その後、会社でパワハラ上司の嫌がらせに遭ったり、謎の慢性じんましんを発症したり･･･と、振り返ってみればネガティブな出来事が多い年でした･･･。

 

ですが、祖母がよく口にしていた「くわばら、くわばら」という呪文をふと思い出して。

 

それを唱えるようになったところ、厄除けのご利益があったのか悪いことをうまく避けられるようになったんですよ。

 

この「くわばら」とは、学問の神様として知られる菅原道真公の領地を意味しています。

 

道真公の領地には一度も落雷がなかったそうで、昔の人はそれにあやかって落雷防止のために「くわばら、くわばら」とおまじないのよう唱えていたのだとか。

 

今でも、おばあちゃん世代の人は厄除けや魔除けの意味を込めてこの呪文を唱えることがあります。

 

31歳というタイミングでこの言葉を思い出したということは、亡くなった祖母からの最後の贈り物だったのかな、、、と思ったりして。

 

いずれにしても、私はこの呪文で厄年を無事に乗り切りました！

 

悪いことや嫌なことを避けたい時は「くわばら、くわばら」とつぶやく、一度お試しあれ。

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