60歳 厄除け

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そもそも還暦とはどんな意味があるのでしょうか。

 

その意味を知れば、この年に厄除けが必要というのも納得できるかも！

60歳は、「還暦」にあたる年。

 

これは常識ですが、そもそも還暦ってどういう意味だかご存知ですか？

 

「暦（こよみ））が一巡して還ってくる」年･･･

 

つまり、新しい暦がもう一回始まるという意味なのです。

 

意味がわからないんですけど？という方は、カレンダーをご覧ください。

 

例えば2018年は「戊戌（つちのえいぬ）」と書かれていませんか？

 

戌（いぬ）年だということはみなさんご存知だと思いますが、

 

「戊（つちのえ）」

 

ってあまりなじみがない言葉かもしれません。

 

暦は十干（甲乙丙丁戊己庚辛壬癸）と十二支（子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥）を組み合わせた60通りから成り、それぞれの年に「年干支」が割り当てられています。

 

自分が生まれた年干支から始まって、再び同じ組み合わせに戻ってくるのが還暦。

 

おめでたい年のハズですが、男女とも「厄年」でもありますので厄除けを受ける必要があります！

一般的に、厄年は「男女で別々の年齢」と認識されていますよね。

 

実際、神社の掲示を見ても男女の厄年の年齢は異なります。

 

ただ、実は「男女共通の厄年」というのが存在し、60歳もこれに含まれているんです。

 

 

これらは「小厄」と呼ばれ、いわゆる厄年（大厄）よりも災厄のパワーは弱いよう。

 

しかし、厄年には変わりませんので、厄除けは行ったほうが良いですね！

 

なんだかもう、ここまで厄年が多いと毎年厄除けに行ったほうが良いような気もしてきますけどね･･･。

 

※ちなみに、還暦の厄年も数え年で考えますので、満59歳の歳が前厄、61歳の年が後厄ということになります。

めでたいハズの還暦が、実は厄年だったとか･･･正直ショック！という方もいらっしゃるかもしれません。

 

ですが、60歳の年って確かに色々ありますよ。

 

うちの母が乳がんになったのも60歳でしたし、友人のお母さまが大腸がんで亡くなったのも60歳。

 

干支暦が一回りするまで生きてきたわけですから、そりゃあガタもきますよ。

 

ですから、ここまで生きられたことを祝うと共に

 

「年齢的な衰えに負けず、死神なんて蹴っ飛ばしてまだまだ生きるぞ！」

 

という意気込みを新たにするためにも厄除けに出かけましょう。

 

厄除けで厄を祓って、還暦祝いで新しいスタートを切るというのがベストな順番ではないでしょうか！

 

人生80年、いやいや人生100年とも言われる時代です。

 

60歳の今日はこれからの人生では一番若い日と考えればなんだってできる気がしてきませんか。

 

赤ちゃんに戻ったような気持ちで、この年齢だからこそ新しいことにチャレンジしましょう！

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