厄除け 高幡不動

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厄年は、外からもたらされる災厄だけではなく、自分自身の内側にある“煩悩”に苦しめられる1年でもあります。

 

その煩悩に打ち勝てるように力を貸してくれるのが、高幡不動に祀られている不動明王様なのです！

 

「厄除けに行くなら、高幡不動が良いよ！」という話を何度か耳にしたことがあります。

 

ですが･･･お恥ずかしながら、「高幡不動って何？どこにあるの？」という感じ。

 

慌てて調べてみたところ、高幡不動というのは東京都日野市にある「高幡山金剛寺」というお寺のことで、「関東三大不動」の一つとして有名なんですね。

 

「不動」というのは「不動明王」のことで、仏教の信仰対象である大日如来の化身。

 

怒っているような怖い顔が印象的ですが、あれは「あらゆる災厄や悪魔、煩悩に打ち勝つために険しい表情をしている」という意味があるのだそうです。

 

そのご神徳は非常に大きく、特に「厄除け」で名高い存在です。

 

お寺での厄除け祈祷では「護摩焚き」が行われますが、これには「護摩の火＝不動明王の知恵」「薪＝煩悩」の意味が掛けられており、「不動様のお知恵で災厄や煩悩を焼き尽くしてしまおう！」という意味が込められているのです。

 

全国から厄除けを希望する人々が集まる高幡不動。

 

「祈祷を受けるには、予約が必要なんでしょ？」と思いきや、予約は不要！当日受付でOKです。

 

朝5時～夕方4時までの間で数回にわたって行われますので、公式ホームページで時間を確認の上で「希望時間の10分前までに」受付を済ませてください。

 

http://www.takahatafudoson.or.jp/

 

祈祷料は3,000円～で、金額に応じてお札のサイズが決まっています。

• 3,000円･･･37㎝
• 5,000円･･･45㎝
• 10,000円･･･52㎝
• 30,000円以上･･･58㎝

また、せっかく厄除けを受けたのであればお守りも購入して帰りましょう！

 

赤と青のカラーバリエがあり、金額は500円です。

 

私の周りでも高幡不動で厄除けを受けたという知人がいますが、有名なお寺ということでかなりの混雑だったとか。

 

特にお正月はすごい人出だそうですよ。（元旦は0時、1時半、3時、5時の祈祷もあります！）

 

祈祷の前にお坊さんがありがたいお話をしてくださるそうで、その内容が心にしみたと言っていました。

 

人でも植物でも動物でも、この世の出会いには前世からの“縁”があるかもしれないから全ての存在を大事に･･･というような話だったそうです。

 

風水でも、自分の持ち物や関わる“人”、“ご縁”を大切にすることは運気を拓くことにつながるという考え方があります。

 

静かに正座をしてお坊さんのお話を聞く機会なんて日常生活の中ではめったにありませんし、その体験だけでも「我が身を振り返る良いきっかけになった」とか。

 

とにかく人数が多いので「自分だけのために祈祷をしてくれている」という特別感はなさそうですが、それだけ多くの方が集まるパワースポットですからご利益も期待できそう！

 

「厄除け、せっかくだから有名どころに行きたいけど･･･どこにしようか？」と迷っている方は高幡不動もぜひ候補に入れてみてくださいね。

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