厄除け 植物

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デジタル機器や人に囲まれた毎日を送っていると、なぜだか“緑”に触れたくなることがあります。

 

それはきっと、野生の本能が緑を求めているから。

 

あなたの中に“邪”がたまりつつあるサインかもしれません･･･！

 

「植物には、邪気を吸収して場の“気”を整える作用がある」ということで、風水では開運アイテムとして植物をよく使います。

 

つまり、植物は厄除けにも使えるアイテムだということですね！

 

ただ、全ての植物が厄を除けてくれるわけではありません。

 

植物にも「陽」と「陰」があり、厄除け・魔除けにご利益があるのは「陽」のほう。

 

どうやって区別するか･･･というのが素人にはちょっと難しいのですが、ざっくりと区分すると以下のようになります。（※一部、例外もあります。）

• 陽･･･空に向かって、上向きに伸びていくもの
• 陰･･･下向きに伸び、花や実が垂れ下がるような形になっているもの

また、「実のなる木は不吉だから厄除けにはふさわしくない」というジンクスもあります。

 

なぜかというと、若木を植えてから実がなるまで何年も時間がかかるため、実がなる頃には家族に病人や死人が出るから･･･ということらしいです。

 

まあ、確かにそう言われればそうなんですが、実がなる＝願いが成就するとも解釈できますから、判断が難しいところですね。

 

では、厄除けのために自宅に取り入れるとしたら具体的にはどのような植物が好ましいのでしょうか。

 

一般的によく使われているのは、ナンテンですね。

 

正式には「南天」ですが、ナンテン＝「難転」＝「難を転じる」ということで、「災い転じて福と成す」という意味をかけて厄除けの植物と考えられているわけです。

 

前項の内容とはちょっと矛盾しているようにも感じられるかもしれませんが、ナンテンがつける赤い実は「おめでたいもの」の象徴としてお正月飾りにもよく使われますよ。

 

（ナンテンは上に向かって伸びるので、「陽」の力が強いのでしょう。）

 

もう一つは、忘れちゃいけないヒイラギ！

 

風水でも「邪鬼の侵入を防ぐ」ということで、家の前や鬼門の方角にヒイラギを配置するというテクニックがよく使われます。

 

ちなみに、柳の木は「下に垂れ下がる」という形状ですから「陰」の性質を持っていますが、例外的に魔除けのパワーが強い植物なのだとか。

 

風になびく枝には邪悪なものを祓う力がある！ということで、庭木としてもオススメです。

 

「植物は厄除けに効果がある」と言っても、実際には植物が泥棒と戦ってくれるわけでもありませんし、それを煎じて飲んだからといって病気が治るわけでもありません。

 

しかし、目に見えないパワーを信じることは自分自身に暗示をかけるようなもの。

 

「この植物があるおかげで自分は邪悪なものから身を守られている」と思うことで、時に人は強くなれることがあるのです。

 

ですから、「ただの迷信！」と切り捨ててしまうのはもったいないのではないでしょうか。

 

ただし、インテリアによって「合う」「合わない」もあります。

 

上記のような基準をちょっと頭に入れおき、実際にフラワーショップへ足を運んでみましょう。

 

出会った瞬間に「ビビビ」と何かを感じる植物があれば、それがきっと運命の出会い！

 

あなたや家族を災厄から守り、日々笑顔でいられるように力を貸してくれるはずです。

 

人も植物も、「相性」はフィーリングですよ！

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